書留と配達証明、サービスの違い

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大切な書類や高価な物を郵送しようとしたとき、普通の配達方法ではちょっと心配になりますよね。

何かしら保障のあるサービスで郵送したいけど、書留とか配達記録とか種類があって良く分からない!

そんな方のために書留と配達記録のサービスの違いを詳しく、分かりやすく解説していきます。

書留とは

郵便物につけられるオプションサービスの一つで、平たくいうと「高価なものを郵送して何かあったら弁償してくれるサービス」です。

郵便局のWEBサイトでは以下のような説明になっています。

引き受けから配達までの郵便物等の送達過程を記録し、万一、郵便物等(ゆうパックを除きます。)が壊れたり、届かなかった場合に、原則として差し出しの際お申し出のあった損害要償額の範囲内で、実損額を賠償します。

まとめると以下のようになります。

  • 郵便局での「受付」→「配達過程」を記録する
  • 郵便物が壊れた場合に損害賠償を補償
  • 郵便物を紛失した場合に損害賠償を補償
  • ただし、補償は申し出のあった損害要償額の範囲内とする

書留の種類

書留には種類があります。

「一般書留」「簡易書留」「現金書留」の3種類があり、損害賠償額や郵送するものによって適したものを選ぶようにしましょう。

書留の種類 最低補償額 最高補償額
一般書留 10万円 500万円
簡易書留 5万円
現金書留 1万円 50万円

一般書留

「受付」→「配達過程」を記録し、郵便物が壊れたり紛失した場合に実損額を賠償するサービスです。損害要償額は申し出が無い場合は10万円で、最高で500万円まで可能です。高価なものを郵送する場合は迷わず一般書留を選びましょう。

簡易書留

一般書留より料金が割安な書留です。損害要償額は5万円までの実損額です。5万円以下の価値のものを郵送する場合は簡易書留で問題ないでしょう。

現金書留

現金を郵送する場合は「現金書留」を利用します。専用の封筒の購入(21円)が必要です。のし袋も入る大きさなので結婚式や出産のお祝いを送る場合でも安心して利用できます。損害要償額は申し出が無い場合は1万円まで、最高で50万円まで可能です。

書留の料金

冒頭でふれましたが、書留はオプションサービスです。ですので料金は「基本の郵送料金」+「書留料金」となります。

選んだ書留の種類によって料金は変わるので、詳しくは郵便局の国内の料金計算で計算してみましょう。

配達証明とは

郵送物を届けたという事実を証明するサービスです。ヤフオク!で高価な商品を送る場合等、きちんと送ったという事実の証明が必要な場合に利用すると良いでしょう。

郵便局のWEBサイトでは以下のように説明されています。

一般書留とした郵便物や荷物を配達した事実を証明するサービスです。

書留は「郵便物につけられるオプションサービス」とお伝えしましたが、配達証明は「一般書留につけられるオプションサービス」です。

書留をメインオプションサービスとすると、配達証明はサブオプションサービス、といったところでしょうか。

配達証明の料金

料金は一律310円です。一般書留とセットになるので「基本の郵送料金」+「一般書留料金」+「配達証明料金(310円)」となります。

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